目的
市(行政)が実施している、これからの半田の中心市街地について議論する市のワークショップでは、30代が最年少グループになるほど参加者の年齢が高い。行政はワークショップの意見を基に中心市街地活性化へ反映しようとしているが、若い世代にはハードルが高く、ワークショップに参加しづらい風潮もあるのが現状。さらに長く生きてきた先輩方と子育て世代の若者とは考えや価値観が異なる。子育て中の若い世代が望む中心市街地となるように、また子育て世代が自分ごととして、本音でリアルな想いや考えをズバッと行政に伝えるための意見交換会を実施します。
背景
はんだストリートテラス実行委員会で広報を務める永田麻美さんは、2人の子供がいる、絶賛子育て中のママです。これまで仕事と子育ての合間を縫って、市(行政)が実施するまちづくりのワークショップに積極的に参加してくれていました。
これまで行政が実施してきた「未来図づくりワークショップ」(令和5年11月~令和6年2月開催)や「知多半田駅東ロータリーリニューアル構想検討ワークショップ」(令和6年7月~開催中)では、30代の永田さんが最年少グループになるほど参加者の年齢が高い、携わる人々の中に若者が少ないことが課題でした。永田さんは、参加してくださる年配の方々と、子育て世代の若者たちとは、生き方も、考えも、価値観も異なり、ギャップもたくさん起こる。年配の方々が子育て世代のことを考えて思い描いてくれた未来の中心市街地は、もしかしたら子育て世代が望んでいない中心市街地になるかもしれないと感じたそうです。また、永田さんは友人との会話の中で、中心市街地について愚痴や不満が出ても、現実は何も変わらない、子育て中の若者も市の動きに関心があるのに、声が届かないのはもったいないと気づきました。そこで、若い世代は、何も考えていないわけではなく、想いがあっても関わり方が分からなくて来ないだけかもしれないと、子育て世代の声を集めるために、永田さんが自ら「ズバズバ★ナイトミーツ」を企画しました。
知多半田駅東ロータリー等で「こうなったらいいな」の実現に向け、チャレンジをし続けてきたはんだストリートテラスのプレ企画として、子育てをしている若い世代もまちづくりに無関心ではないこと、子育て世代が本当に必要としているものを、行政へ意思表示する意見交換会を行います。


